【物理】苦手な人こそ見て!物理のおすすめ勉強法を解説します!

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皆さんこんにちは、武田塾の高田です。
今回は物理の勉強法を徹底的に解説していきたいと思います。

物理というと理系の学生が勉強する科目なので、理系選択の方がこの記事や動画をみていると思うのですが、皆さん物理どうでしょう?

物理得意!物理大好き!という人もいれば、物理なんて全然わからないし苦手!と思っている理系の人ももしかしたらいるのではないかと思います。

物理が苦手な理系の人にこそ見てほしい内容になっているので、是非勉強法を参考にして取り入れてみてください。

物理とは?何ができるようになればいいの?

まずは物理とはどのような科目なのか、何ができるようになれば物理の成績が上がるのかなどについて詳しく解説していきます。

理科の中で物理は数学に近い科目という風に言われているのですが、数学だったら最初公式を覚えて実際問題を解き、応用問題だったらいくつかの公式が組み合わせて考え答えを計算でひねり出すというのが数学のイメージですよね?

実施、物理も基本となる公式がいくつかあり、それを覚えて簡単な問題からチャレンジしていきます。応用問題の場合はその場で考えて解くという問題などもあるのですが、解き方や公式を覚えてその場で考えるという科目が物理になります。

生物や科学でももちろん計算問題もあり、生物も考えさせられる問題ではありますが基本的には暗鬼がメインの科目になっており、物理とは全く違う科目であるということをまずは把握してほしいです。

そのため、物理は数学と同じように解き方がたくさん載ってる問題集を1問1問仕上げていき、解き方を完璧にするというのが物理の勉強の王道になってきます。

物理本当にダメなんですめっちゃ苦手なんですって人!必見!

まずは、物理が苦手な人向けに話をしていきます。
物理本当にダメなんです!めっちゃ苦手なんです!という人は、まずは公式を暗記してください。

物理の科目の面白いところとして、理解する・わかるという段階よりも「解くこと」の方が簡単なので、まずは公式を覚えてそれぞれ公式の部分に問題文の数字を当てはめていくと答えは出ます。

面白いことに、理屈は分かってなくても公式を覚えてそれに当てはめたら答えは出るんです

公式を覚えてそれに当てはめて問題を解くってことが物理の基礎段階ではできるので

本当に物理が苦手な人は、まずは理屈は一旦置いておいて公式を覚え、それに当てはめて問題を解くという訓練をすれば教科書レベルはできるようになります。

理屈を無視した勉強では大学受験は通用しない!

当然のことですが、理屈を無視した勉強では大学受験は通用しないです。

ここで必要になってくるのがの理解です。
ただ公式を覚えるのではなく、その前提となってる物理の各現象を正確に理解していくという勉強が必要になってきます。

ただこの現象の理解というのは分野によっては難易度なかなか高かったり、本質を理解すること自体がなかなか難しかったりするので、上述の通り物理が苦手な人はいったん公式を当てはめることができる、そしてあんまり分かってはいないけれども問題の答えは出せるという状態にすることがまず第1段階です。

定期テストレベルであれば、この現象の理解というステップが大事になってくるため、物理がある程度できる人はぜひ最初から理屈を分かった上で実際に公式を覚える・問題を解くというステップを踏んだ方がいいです。

物理の基本の解き方

物理の基本の解き方としては、物理の問題集を使ってその問題集を解くだけです。
非常に簡単!

初見で解けたらそれでOKななのですが、もし初見で解けなかった場合は回答を回数を読み、まずはその問題を理解しましょう。そしてその問題を自分で真似して解けるようになるまで繰り返すという勉強のやり方を行ってください。

武田塾の宿題のペースは4日進んで2日復習となっており、4日間で決まった問題をどんどん進めていき、その4日間で解いた問題は必ずその日のうちに1人でも解けるようになるまで繰り返しましょう。

そして、2日間の復習では4日間でできなかった問題をもう1度やり直す時間です。

このようにできなかったものを完璧にし、さらに復習の日に今まで取り掛かった問題で完璧にならなかったものは再度復習するという流れで勉強に取り組むことで1冊の問題集の中からどの問題が出されても全部正解できるよ!という状態にすることができ、この状態になったら「基本の解き方を覚える」というステップはクリアになります。

「1問1問しっかり解き方を身につけるんだ!」
「これは数学だ!」

と思ってやってもらえたら絶対伸びます!

物理には情報の可視化が重要

物理で大事なのは、情報の可視化です。

まず問題文を正確に読み、与えられた状況というのをまず図示してみるということが非常に大事です。
ここに物体とバネがあって…などというのを実際に書いてみてほしいです。
さらに、それぞれの物体にどんな力が働いているのかというのも図示するといいでしょう。

状況がしっかり整理できたら公式などの考え方を使って答えを導いていくというのが物理の基本動作になるのですが、物理が苦手な人ほどやはり図示できていないことが多いので、まずは状況を正確に図示するという訓練をやってみてください。

そうすると自然とミスが減り、問題文の本質であったり、この問題は何を解いたいのかという部分が見えてくると思います。

法則をしっかり理解し直すことも重要

情報の可視化に加えて法則をしっかり理解し直すことも重要になってきます。

各解き方の引き出しがわかっていないと、状況はしっかりと完璧に整理できたけれども何を使えば解けるのかわからない!ということにもねなりかねないので、可視化だけでなく法則を理解することもやってください。

単位も重要

物理では単位も重要になってきます。

単位をしっかり覚えておくことで問題をより深く理解できたり、ミスに気づくことが可能です。

さらに、共通テストで出題される選択式の問題であればありえない選択肢を最初から切ることができたりするので、公式を始め物理の現象を理解するときは単位にも注目して勉強することでスムーズに理解できたり、実際の問題を解く時にも使えたりします。

5つの分野は均等に勉強すること

物理の分野は「力学・熱力学・波動・電磁気学・原子物理」と全部で5分野あり、それぞれが比較的に独立しているので、各分野ごとに仕上げてあげることがとても重要です。

大学入試の過去問などをしっかり研究してみると、力学と電磁気は絶対出るけど他の分野は3つの分野から1つ毎年入れ替わりで出るなどのように各大学によって分野が偏っていたりもするので、時間が足りない人は優先順位をつけて対策していくなどの工夫が絶対必要になってきます。

勉強のステップとしては現象を理解して公式を覚えたら解き方をやり、ある程度演習を積むというステップを各分野ごとにセットでやっていくことが大事です。

使う参考書がカギ!

今まで説明した内容を実際の勉強ステップとして具体的な参考書名などを出しながら説明していきたいと思うのですが、物理で注意してほしいのは参考書によって切り口が全然違うという所です。

物理が苦手な人に向いている物理の参考書と理系で物理を得意科目にしていくんだ!物理極めるぞ!という人向けの参考書など色々あるので、ただこの参考書が人気だからというよりは解説などをしっかり読み、「自分に合うな」という本を使っていくことが重要になります。

武田塾は「これから物理を得意にしていくんだ!頑張っていくぞ!」という子には「浜島清利物理講義の実況中継」をおすすめしています。「物理のエッセンス」という解き方や考え方が詰まった参考書・問題集と同じ著者の先生が書いてる本なので、「物理のエッセンス」と非常に相性がいいです。

「物理のエッセンス」で問題演習をしながら足りない部分、理解しないといけない部分を「浜島清利物理講義の実況中継」でカバーするというように、参考書と勉強を連動させていくという勉強の方法をおすすめしています。

ただ、これも本当に物理が苦手な人からすると少し難しいと拒否反応が出てしまう可能性もあるので、「浜島清利物理講義の実況中継」の解説よりも「秘伝の物理」や「橋元の物理をはじめからていねいに」・「宇宙一わかりやすい 高校物理」など、物理が苦手な人向けに作られた教材だと噛み砕いてわかりやすく丁寧に説明してくれているので、苦手な人は苦手な人向けに作られた参考書から取り掛かるのもおすすめです。

どの参考書を使うにしても大事にしてほしいのは1問1問の解き方をしっかり身につけていくということです。

物理も数学と同じでやりっぱなしにすると成績が伸びないです。
何度も言いますが、復習が大事。1問1問復習を繰り返してしっかりと身につけ、答えが導けるだけではなく他の人に説明することもできるよ!という段階になったら他の問題へと応用が効かせられるようにもなります。

まとめると、基本的には講義の本でしっかり現象を理解できたら問題集を使い、その問題集に出てくる1問1問を解き方の説明までできるようにしていくというステップで順番に勉強してもらえたら大丈夫です。

物理の本質を理解したい人はこっち!

物理の本質をとにかく理解していきたいんだ!という人には、みんなが物理で曖昧になっているところを突き詰め、現象が起こっている理論などをかなり噛み砕いて深く説明してくれている「大学入試 物理の質問91」という参考書もおすすめです。

「大学入試 物理の質問91」をきちんと読み、その内容をしっかり説明できるようになれば物理の本質に対する理解がかなり深まるので、物理の本質を突き詰めてしっかり物理を勉強したい人にはおすすめの参考書になっています。

そこからさらに上のレベル、例えばMARCHレベルであれば「良問の風」、早慶レベルであれば「名問の森物理」、それ以上高いレベルになってくるとレベルで分けられた物理の問題集というのがあるので、そういった本を使うといいでしょう。

物理の勉強方法|まとめ

参考書のレベルが上がれ上がるほど問題の設定が複雑になっていたり、様々な要素が組み合わさっていたり、その場で考えさせる要素が含まれていたりと問題自体の難易度というのもどんどんどんどん上がってきます。

ただどのレベルでも言えるのですが、大事なのは基本の理解です。
基本の理解がしっかりできていれば問題がいくら複雑になっても基礎が組み合わさっただけなので、その基礎の組み合わせを順番に解明していけば答えは導くことができます。

繰り返しになりますが、物理は分野によって分かれているので、まずは力学から徹底的に仕上げていくという勉強方法を実践してみてください。

本質を理解する、そして情報整理・情報の可視化をし、問題と公式をうまくリンクさせてこの解き方・この考え方・この公式というのはこういう場面だから使えるんだという風に1つ1つの動作をしっかりとリンクさせておくという勉強をしていってください。

物理は数学に近い科目ですが数学とは少し異なり、公式の計算方法というよりは現象の理解が大事になっているため、数学をさらに進化させたような勉強のやり方が必要になってきます。

物理は知れば知るほど面白い科目なので、今回紹介した勉強方法をもとにぜひ勉強頑張ってみてください!

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